この木鋏ケースはフォルムとしては一般的なタイプで、以前作った木鋏ケース | Classic EL/kと似ていますが、いくつかの点で違いがあります。
木鋏ケース | Classic EL/kとは↓これです。

このケースは、Classic EL/kのエピソードで書いている通り、いくつかの別々のパーツを縫い合わせるのではなく、まったくの1枚革を折り込んで作られています。
よって、用意しなければならない革がある程度大きくなければならないということがありました。また、一枚革を折り込んで作るために、ちょっと作るのが大変な部分がありました。
それらの問題をある程度解消したのが、今回の作品Root/kです。
資源の持続可能性?SDGs?
ところで、革製品で一番使われる牛革は、革をとるために育てられ殺されるのではありません。毛皮など、革をとるためだけに殺される動物のイメージがあるせいか、革製品は残酷というイメージを持たれる方がいらっしゃるようですが、牛革の場合、主は牛肉をとるために飼育され、革は最後副産物として発生するものです。ですので、有効活用という側面もあります。
そういう前提がありますが、できれば無駄なく利用できるのが一番です。その方がお財布にもやさしいですしね。そういうわけで今回の鋏ケースをつくりました。
木鋏革ケースRoot/kについて
この木鋏ケースは、3枚の革を縫い合わせてできているため、まとまった大きな革でなくてもつくれるように設計しています。また、難易度も少し下がっています。
実はこのRoot/kは、このサイトを見て自分でも作ってみたいと思っている人向けに、できるだけ簡単に誰でも作れるよう考案したものです。



下はこのように抜けているので、ゴミもたまりにくく実用的ですし、見た目にも今まで自分でつくってきたものと一味違い何となく気品があって良い仕上がりになりました。
初めての製作に最適!鋏ケースの作り方
ご紹介します。この木鋏ケースのつくり方はこちらです。