こいつは以前紹介したPockesawではありませんよ。
見た目は同じですので、画像ではサイズ感がわからないために同じに見えますが、Pockesawがミニサイズの鋸であるのに対し、こちらのMedSawは普通サイズの鋸です。
並べて見るとこんな感じで長さの違いがわかりますね。
Pockesawをつくったのが大体1年前でして、1年使ってみるとこちらの完成度が高くて、一緒に使用している従来の鋸ケースClassic SNでは満足できなくなってきてしまいました。
特に、柄の部分はどうしても気になってしまうんですよね。
Pockesawのグリップをつくるまでは、この柄に関して思うことはあまりなかったのですが、、、特にネジの部分ですかね、気になるのは。
そこで今回はこんなふうにつくってしまいました。Pockesawと糸の色も同じお揃いのやつを。
裏側はこんな感じです。
樹木の手入れの際、Pockesawは一日中つけているのに対し、掃除のときに邪魔になるのでMedSawは簡単に取り外せるようボタン構造にしてあります。
そして、この鋸は替え刃式なので、刃を交換する際にグリップが取り外せるように革ひもで締めてるというわけです。
着地点のない革ケースづくりの道
ところで、わたしは普段から樹木剪定の時は短いのと長いの2丁の鋸を腰につけて仕事しているのですが、さすがにこの二つを腰につけていたら、やりすぎな感じが出過ぎちゃってませんか?
実は、最近ちょっと病気じみてきたのではないかと自分で自分を案じております。
今回は柄のネジが気になってこんなことになってしまいました。
これがあと一年後には、鋸の刃が気になりはじめ、ギザギザの部分にぴっちりと革をかぶせてしまうなんてことになりはしないかと...。そうなれば、もはやそれは鋸ではなくなってしまいます。
そうなったら、わたしはどのようにして太い枝を剪定すればいいのでしょう?
チェーンソーで切りますか?
樹上でどんな枝に対してもチェーンソーを振り回していたら、お客さんからは怖がられた上に逃げられ、同業者からはいつしか「ジェイソン」と呼ばれるに違いありません。
そうなれば、わたしはジエンドです。(チーン)
そうはならないことを祈るばかりです。