レザークラフトおすすめ書籍5選 | 初心者が自作するなら必需品!

レザークラフト本

できるだけ無料がいい?参考書が必要なわけ

誰かから直接は指導を受けずにレザークラフトをはじめようと考えているなら、最低1冊は軸となる参考書などを買うことをおすすめします。

無料にこだわってネットの情報を拾い集める方法でもやれなくもないですが、ちょっと本格的にやってみたいなら1冊持っておくと全体像を早くつかみやすくなるメリットがあると思います。。

確かにインターネット上にはレザークラフトに関する情報もあふれていますが、断片的なものが多いですし、書籍に比べてインターネット情報の中にはマユツバも紛れているものです。

これはどんな分野の情報にしても共通していますが、ネット情報というのはまだまだそういうところもあります。

対して、参考書には一通り体系化された情報が載っていますので、作成時の流れをつかみやすいというのと、著者や出版社など身元がはっきりしているという点で、大きく間違った情報は出ていないという点で信頼できます。

 

無料にこだわると効率が悪いと思いますので、最低1冊は参考書を買って実践してみましょう。その上で、補足的にネット情報を見る方が断然効率がよくなります。

 

おすすめレザークラフト書籍・本

どんな本がいい?レザークラフトのおすすめ書籍

そこでどんな参考書を選べばいいかというところですが、実際に書店に行って自分で確かめてみるのもいいと思います。

ただし、大きめの書店など品ぞろえが豊富なところでないと置いていない可能性があります。あるいは、書店でなくても、レザークラフト商品が置いてある売り場に本が置いてあることもありますのでチェックしてみてください。

ただ、はじめのうちは「何が必要な事なのか?」あるいは「何がわからないのか?」すらわからない場合もあると思います。実際、わたしもそうでした。

そういう方のために「初心者にやさしいな」と思う書籍を何冊かご紹介したいと思います。

 

レザークラフト入門 (Beginner Series)

はじめにご紹介したいのが、タイトルもまさにビギナー向けという感じの『レザークラフト入門』です。

この本は昨年出た本で、ごちゃごちゃした感じがなくて、わかりやすい写真と説明付きで、とても見やすいんですよね。とりあえず、あれもこれもではなくシンプルにレザークラフトの基本を押さえたい人に、まずおすすめの一冊です。

 

レザークラフトの便利帳

次にご紹介するのが、改訂版の出たこちらの『レザークラフトの便利帳』という本です。

レザークラフト初心者にわかりやすいよう基本を重点的に解説しており、右も左もわからない方には一度手に取ってもらいたい本です。
この本は革もののつくり方のみならず、メンテナンスなどに関しても書かれていておすすめの一冊です。

 

レザークラフト技法事典

次に、ご紹介するのが『レザークラフト技法事典』という本です。

レザークラフト技法事典の大まかな内容

・レザークラフトとは
革の種類や性質といった基礎知識やどういった油を使用すればいいかなどが書かれています。

・きちんとした型紙をつくる
洋服と同じで革で何かをつくる時も型紙が必要です。正確な型紙を作れないと良い作品はできませんのでこれはとても大事。

・型紙を革に写す
作った型紙通りに革を切り取るには、型紙を革に写す必要があります。革の繊維には方向性がありますので、そういうものも見極めながら適切な革を切り取る方法を解説しています。

・正確に裁断する(切る)
正確な型紙、正確なケガキ(型紙を革に写すこと)ができても、正確に革をカットできないと何の意味もありません。色んな刃物を使っての切り方が書かれています。

・革スキの種類と方法(革を薄くすることを「漉く-スク」という)
革で作品を作ろうとするとき、場所によっては革を薄く削ったりする作業が必要になってきます。その作業を「漉く」といいますが、革スキのいくつかの手法を説明しています。

・トコとコバの仕上げ(革の裏側を「トコ」、切断面を「コバ」という)
革の表皮の事を「銀面」といいますが、ここは耐久性の強い場所です。それに対し、切断面や裏側は弱いので、特殊な仕上げをして耐久性をあげています。その基本的な手法について解説しています。

・接着剤での接着
革は基本的には糸で縫うことで革と革をつないでいますが、同時に補強のために接着剤を使うことが多いです。どんな接着剤をどのように使えばいいかといったことが書かれています。

・手縫いの方法
ここも非常に大事なポイントですね。美しい縫い目をつくるにはここの基礎をきちんと叩き込まないといけません。これが最初は結構手こずります。でも、できるようになってくると、とても楽しい部分でもあります。

この他にもノウハウがきちんと書かれていて、レザークラフトの基本中の基本がわかりやすく画像付きで解説されていますので、初心者でも迷うことなく基本を覚えられると思います。

最初にご紹介したレザークラフトの便利帳という本は、わたしがはじめたころはまだ出版されておらず、わたしはこの本を最初に購入して実践しました。

そして、レザークラフト技法事典には、Ⅰ、Ⅱ、Ⅲという3冊があるのですが、それらを網羅したのが↓の完全版です。基本中の基本は↑のⅠでOKですが、金具の付け方やカービングなど、初心者を脱しより高度な内容に関して学ぶには、ⅡやⅢを購入するか、完全版を購入する必要があります。

 

レザークラフト技法事典 完全版

 

 

いちばんよくわかる はじめての革手縫い

続いてご紹介するのが、『はじめての革手縫い』という本です。

吉田カバンという会社をご存知でしょうか?

吉田カバンホームページ http://www.yoshidakaban.com/

吉田カバンを知らなくても、「PORTER」というバッグはご存知の方も多いのではないでしょうか?このポーターをつくっているのが吉田カバンです。

その創業者吉田吉蔵の次女で鞄職人の野谷久仁子さんが書かれているのがこの本です。

わたしがこの本を知ったのは、レザークラフトをはじめてしばらく経ってからでした。

はじめに上で紹介した本を参考に基礎を学びましたが、あとからこの本に出合い、さらに手縫いでつくる革作品というものの魅力に引き込まれました。

この本で紹介されているご自身の作品は非常にシンプルなものが多いですが、手作りでしか出せない味わいが存分に出ていて、非常に参考になります。

なぜ、この便利な世の中にあって、「わざわざ手間のかかる手縫いで革製品をつくるのか?」、という意味がこの本を見るとわかるような気がします。

手作りの世界はそうありたいものです。

 

それから、先ほど紹介した『レザークラフト技法事典』と『はじめての革手縫い』で紹介されている手縫いの方法というのがちょっと違います。

わたしは、縫い終わりの始末が美しく、縫い方も自分に合っていたので、野谷さんの紹介されている方法を実践しています。

この本は、手縫いの魅力が詰まった内容になっていますので、ぜひ手に取ってもらいたい本のひとつです。

もちろん、『はじめての革手縫い』でも作品紹介だけではなく、同時にそれを手縫いでつくるための基礎などのノウハウが画像付きで書かれています。

これを見れば、レザークラフトに興味がある人なら、つくってみたくなると思いますよ!

野谷さんは他にもいくつか本を執筆されていて、一番最初に出版された『手縫いで作る革のカバン』や『手縫いで作る革の品々』という本も作品がたくさん掲載されていて参考になります。

というわけで、5選といいながら、野谷さんの本をもう一冊ご紹介。  

手縫いで作る革のカバン

レザークラフトの練習をするのにも野谷さんの本は、やさしくて、わかりやすいです。
わたしもほぼそのまま真似てつくったり、載っている作品をちょっとアレンジしてつくったものがいくつかあります。例えば、こちら⇒【期待のバッグとまあそうだよねという結末

まとめ

『レザークラフト入門』『レザークラフトの便利帳』『レザークラフト技法事典』『はじめての革手縫い』これら4つの本は、レザークラフトをはじめるなら手に取ってみた方がいい本ですが、ノウハウの基礎の基礎が書かれているのは、はじめに紹介した『レザークラフト入門』『レザークラフトの便利帳』や『レザークラフト技法事典』の方だと思います。

以上、何でも基礎は大事ですので参考にしてみてくださいね。