マキタハンディチェーンソー専用カバー

今回ご紹介するのは、マキタのハンディチェーンソーMUC150DZ用に製作した革製カバーです。
最近色んなメーカーからこのタイプのチェーンソーが出ていますが、わたしは18vのマキタ製品をいくつか使っているので、以前からこちらを使っていました。
見ての通り、ガイドバーのソーチェーンをカバーするための革ケースです。
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チェーンカバーSWOOSHの仕立て

このカバーはこんな形で外せるようになっています。
チェーンソー本体の安全カバーでガードされていない部分だけ革で覆っている形状になっていまして、革でカバーしているのはほぼ下半分ほどのため、ボタンをはずすと簡単に解除される仕立てになっています。

今回製作したカバーはいくつかのパーツを組み合わせて作られています。
色々と検討した末、このような構造で作成してみて、割とそつなく収まりました。
構造的には良かったですが、見た目としては、ガイドバーの鞘と固定ベルトを繋ぐボディーカバーの縁に飾りステッチを入れていたら、もう少し雰囲気が良かったかもしれないという反省点があります。
なぜハンディチェーンソーカバーをつくったのか?
そもそもなんでこんなもん作ったのかというと、遊びでつくったってわけではありません。それにはちょっとした事情がありました。
わたしの場合、ハンディチェーンソーって、樹上で使うことが主になるので、何らかの形で腰につけてホールドしておく必要があります。木に登る時や使ってない時も片手でずっと持っているわけには行かないので。そんな時に便利なのがホルスターです。こんな感じの商品も売られています。
一度これを購入しかけたのですが、ちょっと待てよ、と思いとどまりました。というのも、木の上で使うということは、落下防止のためにチェーンソーストラップを付けるわけで、であれば通常のチェーンソーと同じように扱えばいいので、ホルスターはいらないなってことになりました。
そうしていざ使ってみると、ちょっと困った問題が浮上しました。
このようなチェーンソーストラップと共にチェーンソーには付属のプラスチックカバーをつけておくのが、樹上でチェーンソーを使う際の普段のスタイルなのですが、マキタMUC150DZに元から付いているカバーのつくりがちょっと甘いらしく、はずす時に引っかかって、すんなりはずれてくれないことが判明しました。

そして、この画像のように終いには、カバーの一部が引っかかって破損してしまいました。
純粋なチェーンソーメーカーではないとはいえ、チェーンソー生産歴自体が長いんだから、もう少し精度のあるもの作ってくれよ(怒)とも思うのですが、こういうところはマキタらしいと言えばマキタらしいなぁとも思って、なんだか憎めないです。
ユーザーの期待に応え、新しい製品をどんどん世に送り出していくマキタのスタイルは尊敬していますので。
ただ一言言っておく、チェーンカバーはきちんと作れよ!
というわけで、このプラカバーは使っていると度々イラっと来るので、Just Do It!(これはつくるしかない)といういつもの流れになったわけです。




腰での脱着の様子はこんな感じになります。
固定ベルトのボタンをはずし、そこに付いているD環をツールハンガーなどに掛けてカバーが落ちないようにします。それからチェーンソーを取り出し、カバーが邪魔なら、本体側に付いているD環もツールハンガーなどに掛けます。
MUC150DZ用革カバーSWOOSHの特殊フォルムとネーミング

見ての通り、この革カバーは結構特殊なフォルムをしています。
別にガイドバーのmakitaの文字をチラ見せする目的でこの形にしたんじゃありませんよ!
立案の段階では、普通のプラカバーの形状を革に置き換えればいいだけ。それで一丁上がりって考えていたんです。だけど最終的にはこんなことになりました(笑)
なんでこんなことになってしまったのか?このチェーンソーと真剣に向き合った人にしかそれはわかるまい!
チェーンソー本体の安全カバーとの兼ね合いや革カバーのホールドの方法など、色々色々調整したら、こういう結論に至ったわけですよ。
それでこの形って有名企業ナイキのロゴみたいじゃない?ってことで、こいつの名前をニケとかにしようと思ったのですが、わたしが作っている製作物は代々アルファベット表記というしきたりがありましたので、ニケをアルファベットにしてみると、NIKEとなり、これはまずいということになりました。
そもそもニケってなんだよ(笑)ってのもありますし、最終的に、ここはちょっと学があるように見せたくてこいつの名前はSWOOSHということになりました。
SWOOSHはスウッシュ(アメリカ)とかスウィッシュ(イギリス)と発音する様で、ナイキのロゴマークのことです。それでスウッシュについて検索してみたところ「NIKEのロゴであるスウッシュは、ギリシャ神話の勝利の女神ニケの翼をモチーフにしており云々」とあり、ちょっと待て!やっぱりニケじゃないか!となったわけです(笑)
そんなんでさらに調べてみたら、ナイキのスウッシュは、世界で最も認知されているロゴの一つで、その価値は2015年時点で260億ドル(当時の相場¥120/$換算で約3兆円)であったとか、ナイキは元々オニツカタイガー(現アシックス)のアメリカでの輸入代理店に過ぎなかったとか、その後オニツカタイガーと泥沼の争いを繰り広げたとか、わたしははじめて知ることになりました。
珍品チェーンカバーのSWOOSH

ナイキのロゴがソーチェーンをカバーし、マキタのロゴをチラ見せするというチェーンカバーSWOOSH。すごい珍品ハンディチェーンソーカバーが完成しました!