植木鋏ケース | MEKIRIのエピソード

芽切り鋏ケース

植木鋏ケースMEKIRIの紹介

今回ご紹介する鋏ケースは以前紹介した芽切り鋏を入れるために新たにこしらえたものです。

芽切り鋏の画像

芽切り鋏とはこんな鋏でして、剪定鋏のようにも見えるのですが、刃の部分が細くなっているのが剪定鋏との違いです。
剪定鋏のように受け刃と切り刃の片刃構造のものもありますが、こちらは両刃の芽切り鋏です。
今回はこれを収める鋏ケースを製作しました。

クロスステッチを入れたおしゃれ鋏ケースMEKIRI

おしゃれ芽切り鋏ケース

以前、平縫いの赤いステッチを飾りで入れた鋏ケースをつくったことがあるのですが、今回はクロスステッチを入れてみました。赤糸を使って派手にふり切っても良かったのですが、自分が使うことを想像したらこっ恥ずかしくなって、黒にしてしまいました。
赤は控えましたが、黒にしてもかわいらしい感じになり満足です。

以前製作した赤いステッチの鋏ケースは↓こちらです。

おしゃれ芽切り鋏ケース

ベルトループの部分は裏側までクロスステッチが入っています。
なんで鋏が入る部分はクロスステッチになっていないのか疑問に思われるかもしれません。全部通したほうが確かに統一感が出るのですが、鋏を入れる部分は、3枚の革を貼り合わせた場所とめなければならず、革をしっかりと接着できる縫い方にしておかないといけません。
クロスステッチのみでは強度不足と考えられます。平縫いした上でクロスステッチも入れる方法もありますが、それだとステッチが混雑しすぎて、ちょっとやりすぎな見た目になりそうだったので、ここは平縫いのみにとどめました。

新しい道具に新しい鞘をしつらえる

芽切り鋏を購入した時にこれを入れるための鋏ケースとして、以前下の記事でTRUNKという鞘を紹介しました。

保管しておいた失敗作にたまたますっぽりと芽切り鋏が収まって、めでたしめでたしということだったのですが、そのままで終われなかったのが今回の植木鋏ケースMEKIRIです。
新しい道具にはそれに合った箱をしつらえるというのが、すべてのものに魂が宿ると考える日本人ならではの奥ゆかしい精神ですよ。
決してどうしても作りたくなって我慢しきれずに作ってしまったということではないんですよ(笑)

なんで芽切り鋏なのか?

なんで芽切り鋏なんか使うのか?それは植木鋏の代わりです。先ほど挙げた芽切り鋏ケースの記事でも書いたんですが、植木鋏があんまりなんで、他の選択肢を摸索中です。

ところで、植木屋が使う鋏で代表的なのは、植木鋏(木鋏)と剪定鋏ですが、探してみると剪定用の鋏というのは実に様々な大きさや形状があります。形状や用途ごとに色々あって、全て並べられたら全くどれを選んだらいいのかわからなくなるほど無数にあります。選択肢が広いのはうれしいですが、馬鹿みたいにたくさんの種類があって、いったい誰が買ってくれているのか?余計な心配をしてしまいます。使う人が限られている中で、売れないものはつくらないだろうし、こんなに種類があって、これはどういうこと?と考え込んでしまいました。一度、販売している人や作っている人に聞いてみたいものです。

芽切り鋏とMEKIRI

おしゃれ芽切り鋏ケース

手縫いならではのステッチと染色も立体成型も施さない無成型の革を使うことによる柔らかさで、ハンドメイドならではの味わいに仕上がった植木鋏ケースMEKIRI。
ところで、アルファベットでごまかしてるけど、ネーミングが単純すぎやしませんか(笑)